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神経・運動器疾患総論
離断性骨軟骨炎(野球肘)とは:少年に多い
病理
原因は不明であるが、
関節軟骨と軟骨下海綿骨の一部が変性壊死に陥り
関節面より剥離して、関節障害をおこしたもの。
微小外傷によると考える人が多い。
骨片が完全に離解し、脱落すると関節遊離体となる
(関節ねずみ)
男性に多く、膝、肘関節に多い
橈骨頭に接する上腕骨小頭に起こる。(内側)
他にも、スナップのPは屈筋腱により内側上顆がはがれる
診察
X線写真とあるが、MRI、骨シンチがより診断しやすい
治療
初期(透亮期)は安静、免荷で修復が期待できる。
進行したものは骨片摘出、骨移植を行う
遊離期には遊離体が関節面に挟まって
激痛とともに動かせなくなる嵌頓(locking)症状も起こる
本症は予防が大切であり、小学生では投球数を
週に200球以下にすることが勧められている
野球肘と呼ばれるものは少年では離断性骨軟骨炎が多いが、
成人では内側側副靭帯の損傷が重要である
上腕骨外側上顆炎:テニス肘
(バックハンドテニス肘とも呼ばれる)
手関節の伸筋(特に短橈側手根伸筋)で対抗しようとして
この筋の微小断裂を生じると考えられている。
症状は肘ないし前腕の橈側に生じる痛みである。
外側上顆に痛みが出るが、
肘関節そのものには運動痛や機能障害はない
上腕骨内側上顆炎:ゴルフ肘
フォアハンドテニス肘とも呼ばれる
(回内+急速な掌屈による)
膝の離断性骨軟骨炎では、大腿骨内側顆が85%と多く、
大腿骨外側顆は13%。他に膝蓋骨、大腿骨膝蓋面も時に起こる。骨軟骨骨折との鑑別が必要になる。
一般に骨軟骨骨折は膝蓋骨または、
大腿骨外側顆前方部に生じやすく、関節血症を伴う
その他の骨壊死
減圧症候群
減圧下で血液中の窒素がガス化して血管を閉塞する
大腿骨骨頭に多い。上腕骨にも起こる(
塞栓による硬化像が現れる)
外傷性骨壊死
舟状骨骨折では、中枢側は血行不良で、
中枢骨片がしばしば壊死に陥る
大腿骨頚部骨折では、血流の途絶した大腿骨頭に
壊死が生じることが少なくない
距骨の骨折では、距骨体部の骨壊死が発生しやすい
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病理
原因は不明であるが、
関節軟骨と軟骨下海綿骨の一部が変性壊死に陥り
関節面より剥離して、関節障害をおこしたもの。
微小外傷によると考える人が多い。
骨片が完全に離解し、脱落すると関節遊離体となる
(関節ねずみ)
男性に多く、膝、肘関節に多い
橈骨頭に接する上腕骨小頭に起こる。(内側)
他にも、スナップのPは屈筋腱により内側上顆がはがれる
診察
X線写真とあるが、MRI、骨シンチがより診断しやすい
治療
初期(透亮期)は安静、免荷で修復が期待できる。
進行したものは骨片摘出、骨移植を行う
遊離期には遊離体が関節面に挟まって
激痛とともに動かせなくなる嵌頓(locking)症状も起こる
本症は予防が大切であり、小学生では投球数を
週に200球以下にすることが勧められている
野球肘と呼ばれるものは少年では離断性骨軟骨炎が多いが、
成人では内側側副靭帯の損傷が重要である
上腕骨外側上顆炎:テニス肘
(バックハンドテニス肘とも呼ばれる)
手関節の伸筋(特に短橈側手根伸筋)で対抗しようとして
この筋の微小断裂を生じると考えられている。
症状は肘ないし前腕の橈側に生じる痛みである。
外側上顆に痛みが出るが、
肘関節そのものには運動痛や機能障害はない
上腕骨内側上顆炎:ゴルフ肘
フォアハンドテニス肘とも呼ばれる
(回内+急速な掌屈による)
膝の離断性骨軟骨炎では、大腿骨内側顆が85%と多く、
大腿骨外側顆は13%。他に膝蓋骨、大腿骨膝蓋面も時に起こる。骨軟骨骨折との鑑別が必要になる。
一般に骨軟骨骨折は膝蓋骨または、
大腿骨外側顆前方部に生じやすく、関節血症を伴う
その他の骨壊死
減圧症候群
減圧下で血液中の窒素がガス化して血管を閉塞する
大腿骨骨頭に多い。上腕骨にも起こる(
塞栓による硬化像が現れる)
外傷性骨壊死
舟状骨骨折では、中枢側は血行不良で、
中枢骨片がしばしば壊死に陥る
大腿骨頚部骨折では、血流の途絶した大腿骨頭に
壊死が生じることが少なくない
距骨の骨折では、距骨体部の骨壊死が発生しやすい
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