骨折のリハビリ・症状・治療など整形外科学の勉強ブログ>上腕骨骨幹部骨折

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骨折と合併症

骨折と合併症 

骨折治癒遅延因子

血行状態が悪い時も治癒が悪い
(大腿骨頚部、脛骨中下1/3、手の舟状骨、距骨)


Sudeck骨萎縮

骨折や外傷後、X線像で急速に骨萎縮が出現することがあり、
急性反射性骨萎縮(Sudeck骨萎縮)とよばれる
手関節部の外傷、骨折に続発することが多い(踵骨、Colles骨折)

自律神経障害をきたすこともあり、
温熱・運動療法や交感神経ブロックで血液循環をよくする

他合併症
上腕骨骨幹部骨折では橈骨神経麻痺を合併する

上腕骨外果骨折では偽関節・外反肘⇒尺骨神経麻痺

上腕骨顆上骨折ではフォルクマン拘縮・整復不良で内反肘

colles骨折では背側・橈側変形をきたす

モンテジア骨折では尺骨の骨間骨折と橈骨頭の脱臼


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上肢の骨折

上腕骨外科頚骨折

中年以降に多い。
内転位或いは外転位で肘をついた場合や、
側方よりの直達外力によりおこる
骨癒合は良好で偽関節は稀である

治療:
嵌入骨折の場合は安定性が良く、
はじめから肩の振り子運動は可能である。
転移のある物は徒手整復、
ときには観血的整復が行われる



上腕骨頚部骨折

近位上腕骨には解剖頚と外科頚があり、
骨折は外科頚に頻発する



上腕骨骨幹部骨折

直達外力で折れることも、
介達力に手や肘をついて倒れた時にも骨折する
自身の筋力によって強い捻転力が働く場合にも起こり、
野球の投球時(投球骨折)、や腕相撲など
転位は三角筋付着部より中枢で骨折が生じた場合、
上部骨片は内転筋群に引かれ内転、
下部骨片は上方へ転位する
三角筋付着部より末梢の骨折では、上部骨片は外転、
下部骨片は二頭筋、三角筋などにより上方へひかれる

合併症:
橈骨神経麻痺に注意する。

治療:徒手整復、ギプス固定で治療する。
固定後4-5週経過しても骨癒合の傾向がみられない場合、
手術的治療の適応となる




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