骨折のリハビリ・症状・治療など整形外科学の勉強ブログ>二分脊髄
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神経・運動器疾患総論
脊椎形成異常とは
Klippel-feil症候群(クリッペル・フェイユ)
頚椎の数の異常、変形、癒合などを伴う奇形
徴候
(?短頭、?項部頭髪の生え際の低位、?頚椎運動制限)
Sprengel変形、先天性側彎などの異常を合併する
頭蓋底陥入症
軸椎(C2)歯突起が大後頭孔内へ陥入し、小脳、延髄、脊髄の圧迫症状を呈するもの
Arnold-chiari症候群(アーノルドキアリ)
小脳、橋、延髄が脊柱管内に落ち込んでいる奇形をいう
小脳症状、脳幹圧迫症状のほかに、
髄液循環障害による水頭症や脊髄空洞症が合併する
扁平頭蓋底
Basal angle(角NTB)通常は115~140°だが、
大きく頭蓋底が扁平化しているもの
後頭骨・環椎癒合
環椎(C1)が後頭骨や頭蓋底と癒合しているもの
os odontoideum
軸椎の歯突起核が、成人になっても骨性癒合しないもの
軽度な外力でC1~2間の脱臼が生じることがある
※他の環軸の疾患
脊椎骨端異形成症(SED)
(spondyloepiphyseal dysplasia congenita:SEDC)
脊椎の変形と骨端軟骨の障害(バランスの良い小人さん)
脊椎の変形によって体幹が短縮し、
四肢は体幹に比例して長くなる
常染色体優生遺伝を呈する
大腿骨近位骨端核の出現の遅れが著明
(股関節脱臼の放置例と見誤ることがある)
知能は正常、運動発達も良好である
軸椎歯突起形成不全もあるため、
圧迫性脊髄麻痺の発生には気をつけなければならない
ダウン症
⇒歯突起骨、歯突起異形成を伴う
(歯突起骨折後の偽関節との鑑別は難)
アーノルドキアリ
⇒小脳、橋、延髄が脊柱管内に落ち込んでいる奇形をいい、脊髄空洞症を合併する
オスオドントデューム
⇒歯突起骨、歯突起異形成をいい、
歯突起が軸椎椎体から離れたものが歯突起骨である
上記のダウン症と同じ
二分脊髄とは
椎弓癒合不全により生じる奇形であり、
脊椎披裂とも呼ばれる
髄膜の脱出を伴うもの(髄膜瘤)や、
脊髄・髄膜の脱出を伴うもの(脊髄髄膜瘤)などのように
神経組織や皮膚の異常を伴うものもある。
【感染の恐れがある】
髄膜膨隆には水頭症がしばしば合併する
臨床的に無症状の椎弓癒合不全を浅在性脊髄披裂といい、
第1仙椎や第5腰椎に多い
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Klippel-feil症候群(クリッペル・フェイユ)
頚椎の数の異常、変形、癒合などを伴う奇形
徴候
(?短頭、?項部頭髪の生え際の低位、?頚椎運動制限)
Sprengel変形、先天性側彎などの異常を合併する
頭蓋底陥入症
軸椎(C2)歯突起が大後頭孔内へ陥入し、小脳、延髄、脊髄の圧迫症状を呈するもの
Arnold-chiari症候群(アーノルドキアリ)
小脳、橋、延髄が脊柱管内に落ち込んでいる奇形をいう
小脳症状、脳幹圧迫症状のほかに、
髄液循環障害による水頭症や脊髄空洞症が合併する
扁平頭蓋底
Basal angle(角NTB)通常は115~140°だが、
大きく頭蓋底が扁平化しているもの
後頭骨・環椎癒合
環椎(C1)が後頭骨や頭蓋底と癒合しているもの
os odontoideum
軸椎の歯突起核が、成人になっても骨性癒合しないもの
軽度な外力でC1~2間の脱臼が生じることがある
※他の環軸の疾患
脊椎骨端異形成症(SED)
(spondyloepiphyseal dysplasia congenita:SEDC)
脊椎の変形と骨端軟骨の障害(バランスの良い小人さん)
脊椎の変形によって体幹が短縮し、
四肢は体幹に比例して長くなる
常染色体優生遺伝を呈する
大腿骨近位骨端核の出現の遅れが著明
(股関節脱臼の放置例と見誤ることがある)
知能は正常、運動発達も良好である
軸椎歯突起形成不全もあるため、
圧迫性脊髄麻痺の発生には気をつけなければならない
ダウン症
⇒歯突起骨、歯突起異形成を伴う
(歯突起骨折後の偽関節との鑑別は難)
アーノルドキアリ
⇒小脳、橋、延髄が脊柱管内に落ち込んでいる奇形をいい、脊髄空洞症を合併する
オスオドントデューム
⇒歯突起骨、歯突起異形成をいい、
歯突起が軸椎椎体から離れたものが歯突起骨である
上記のダウン症と同じ
二分脊髄とは
椎弓癒合不全により生じる奇形であり、
脊椎披裂とも呼ばれる
髄膜の脱出を伴うもの(髄膜瘤)や、
脊髄・髄膜の脱出を伴うもの(脊髄髄膜瘤)などのように
神経組織や皮膚の異常を伴うものもある。
【感染の恐れがある】
髄膜膨隆には水頭症がしばしば合併する
臨床的に無症状の椎弓癒合不全を浅在性脊髄披裂といい、
第1仙椎や第5腰椎に多い
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